北四番丁通信

 

 「北四番丁通信」とは、仙台教会で日曜日ごとに発行している「週報」の巻頭言です。牧師および複数の教会員が執筆を担当しています。

 当教会は1955年に仙台市の北四番丁沿い・旧奥州街道近くに設立されましたが、「北四番丁」という地名は、400年以上も前に城下町が造られた当初からの由緒ある地名で、江戸時代は武家屋敷が連なっていた地域でした。歴史の流れと共に街並みも住む人々もどんどん変わっていきますが、いつの世においても変わることのない真理の言葉を、仙台教会に許されている時間の中で、たゆむことなく宣べ伝えていきたいと私たちは願っています。

 

「日本キリスト教海外医療協力会(JOCS)」

2021年9月19日 吉永馨(教会員)

 

 この会はその名の通り、クリスチャンの医師、看護師、保健師、助産師などが加入し、 海外で医療奉仕をして主の愛に応えようとする会です。1960年に設立され、外国に会員を派遣したり、外国の若者に奨学金を出したりしています。宮城県にも賛助会員が沢山いて、私もその一人です。古切手を集めて換金して支援する事業も行なっています。  

 昨年、会員の中村哲医師がアフガニスタンでご奉仕中に、過激武装勢力に殺害され、殉職されました。彼は40年近くパキスタンやアフガニスタンで奉仕し、現地人からも尊敬されていました。残念無念の出来事でした。  

 国境なき医師団という組織は、フランスから発生し、世界中の医療者に拡がった組織で、災害、戦乱、疫病、飢饉などを支援する組織です。もちろん日本も加入し、私も賛助会員になっています。主に発展途上国に派遣されて活動していますが、東日本大震災にはその救済にも駆けつけています。今は疫病や難民救済に力を入れています。アフリカ、中近東、中央アメリカなどから多数の難民がヨーロッパや米国に向かっています。彼らを悪徳業者が援助を名目に搾取し、虐待して、多数の犠牲者が出ています。国境なき医師団はこの防止にも大きな精力を費やしています。  

 この世に紛争や災害は絶えません。上記の2団体は命を賭けて主の愛に応えようと努めています。彼らの献身に励まされて主に仕える者となりたいものです。 

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