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北四番丁通信

 

「北四番丁通信」とは、仙台教会で日曜日ごとに発行している「週報」の巻頭言です。牧師および複数の教会員が執筆を担当しています。

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当教会は1955年に仙台市の北四番丁沿い・旧奥州街道近くに設立されましたが、「北四番丁」という地名は、400年以上も前に城下町が造られた当初からの由緒ある地名で、江戸時代は武家屋敷が連なっていた地域でした。

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歴史の流れと共に町並みも住む人々もどんどん変わっていきますが、いつの世においても変わることのない真理の言葉を、仙台教会に許されている時間の中で、たゆむことなく宣べ伝えていきたいと私たちは願っています。

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私の信仰の物語

2026年10月4日 松村 尚彦(教会員)

​​ 人にはそれぞれ、心の中で大切にしている神様との出会いの物語があると思います。以前の礼拝でお話ししたことと一部重なりますが、改めて私の信仰の物語をお話ししたいと思います。
 私は昔から自分に自信が持てず、人と関わることが得意ではありませんでした。時おりひどく沈んだ気持ちになり、抜け出したいのに抜け出せない。そんな時期が長く続きました。今振り返ると、人からも、自分自身からも、神様からも離れて、どこにも居場所がないように感じていたのでしょう。
 大学生のとき、あるクリスチャンの方と出会い、教会に通うようになりました。半年ほど経ったある日曜日、礼拝でヨハネによる福音書の一節が読まれました。「一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままである。だが、死ねば、多くの実を結ぶ」(12章24節)。そのとき、「だが、死ねば」という言葉だけが自分に迫ってくるような、不思議な感覚にとらわれました。これまで何とか自分の力で自分を支えてきたが、その力が尽きたところで、思いもかけず新しい命が立ち現れてきた。そんなイメージが体いっぱいに広がっていったことを、今でもよく覚えています。ずっと固まっていた関節のこわばりがほどけて、体が自由になった。そんな感じがしたのです。そして私は、バプテスマを受ける決心をしました。
 バプテスマ準備の勉強会では、牧師が聖書について詳しく話してくださいました。その中で、イエス様が私の罪のために十字架にかけられ、死んで葬られ、三日目によみがえられたことを学びました。この十字架と復活をどう受け止めるかは、人によって異なるでしょう。けれども私にとってそれは、あの日の経験??古い自分がキリストと共に葬られ、新しい命に生きるという、私自身の解放の出来事??と結びついた、かけがえのない信仰の物語となりました。
 神様との出会いの物語は、一人ひとり異なります。私は自分自身の物語だけでなく、他の方の信仰の物語も大切にしていきたいと願っています。

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日本バプテスト仙台基督教会    

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