
日本バプテスト仙台基督教会
仙台|キリスト教会|地下鉄南北線北四番丁駅北2出口隣
プロテスタント|日本バプテスト連盟加盟|幼稚園併設
Japan Baptist Sendai Church of Christ
北四番丁通信
「北四番丁通信」とは、仙台教会で日曜日ごとに発行している「週報」の巻頭言です。牧師および複数の教会員が執筆を担当しています。
当教会は1955年に仙台市の北四番丁沿い・旧奥州街道近くに設立されましたが、「北四番丁」という地名は、400年以上も前に城下町が造られた当初からの由緒ある地名で、江戸時代は武家屋敷が連なっていた地域でした。
歴史の流れと共に町並みも住む人々もどんどん変わっていきますが、いつの世においても変わることのない真理の言葉を、仙台教会に許されている時間の中で、たゆむことなく宣べ伝えていきたいと私たちは願っています。
教会の温故知新
2026年4月12日 小林 孝男(教会員)
先週のイースター礼拝は、日本基督教団仙台ホサナ教会で守りました。小さく趣のある会堂の中で、静かで穏やかな雰囲気に包まれながら主の復活を祝う恵まれた時間が与えられました。
ホサナ教会の設立当初の名称は仙台第一浸礼教会ですが、2030年に設立150周年を迎えます。区切りの年を迎える準備として、教会設立当初の歴史を振り返る学習会を8回(年2回×4年)計画されたとのこと。歴史的に最も尚絅学院と繋がりが深い教会ということもあり、尚絅に長年勤務した私に講師のお役目が回ってきて、第1回目の学習会を先週の礼拝後に開催したところです。
ホサナ教会は戦災で歴史を伝える貴重な一次資料を全て焼失していますので、教会員の視点から初期の教会の様子を物語る資料はほとんど残っていません。言い伝えられてきた歴史物語は色々あるのでしょうが、真偽のほどを確かめる術がありません。ただ、宣教師の視点から教会の初期の様子をのぞき見ることができる貴重な資料が、幸いにも多数残されています。当時の宣教師たちが書いた報告や手紙が掲載されている『バプテスト・ミッショナリー・マガジン』(アメリカン・バプテスト宣教師同盟の月刊機関誌)が保管され、インターネットで自由に閲覧できる状態になっているからです(1817~1909年のもの)。そうした資料を参考に、ホサナ教会の歴史散歩を教会の皆様と4年間楽しんでいくことにしています。
さて、“主の御心であるならば”という条件付きではありますが、私たちの教会は約30年後の2055年に創立100周年を迎えることになります。その時には仙台教会の100年史を編纂することになるのでしょう。その役割を担う人たちに良い働きを行ってもらうために、今の私たちに出来ることがあります。それは仙台教会の歴史に関わる諸々の資料を、意識的に、計画的に、継続的に、整理・保存・保管するシステムを確立し、確実に実行することです。牧師と執事会のリーダーシップのもと、2026年度にそのような動きが教会内に生み出されることを期待します。折々に教会の歴史を振り返るということは、その中で働かれた神の恵みのみ業とご計画を確認することであり、希望を持って未来を展望することに他なりません。正に教会の温故知新なのです。

