北四番丁通信

 

 「北四番丁通信」とは、仙台教会で日曜日ごとに発行している「週報」の巻頭言です。牧師および複数の教会員が執筆を担当しています。

 当教会は1955年に仙台市の北四番丁沿い・旧奥州街道近くに設立されましたが、「北四番丁」という地名は、400年以上も前に城下町が造られた当初からの由緒ある地名で、江戸時代は武家屋敷が連なっていた地域でした。歴史の流れと共に街並みも住む人々もどんどん変わっていきますが、いつの世においても変わることのない真理の言葉を、仙台教会に許されている時間の中で、たゆむことなく宣べ伝えていきたいと私たちは願っています。

「雪の少ない冬に思う」

2020年1月26日 渡邊義人(教会員)

 暖冬とは、こういう状況を言うのでしょう。雪がなかなか積もりません。このまま積雪 のない冬であればいいと思いますが、そうすると、春先からの水不足の可能性もあります。 ちょうどいい感じに山にだけでも、降ってくれればいいと思いますが、皆さんはどうでしょ うか?  

 私は、損害保険の保険の仕事をしています。この仕事は、自然現象の影響をうける仕事 です。雪が降れば車の事故が増え、雨が降りすぎると、火災保険の支払が増えます。気候の変動によって、思いがけない被害が発生して、仕事が増えます。仙台を含む東北地方は、今まで、台風やそれに伴う洪水の被害は少なく、冬場に雪の被害の報告の方が多い地域で した。それがここ数年、様子が変わって来ています。  

 気候変動は、長期的な観察が必要で、この数年の変化が、恒久的なものなのか、一時的なものなのかは、すぐには分かりません。昨今のニュースでは、これが経済活動の結果発生する二酸化炭素の影響が疑われています。化石燃料の多用がどれほど自然に影響があるかは分かりませんが、ここ数年の気温の上昇を鑑みるに、無視できない指摘になってきている気がします。ただ、あまりにもスケールが大きくて手に余ることです。  

 創世記1章28節の記述をもって、神は人に自然の支配者としての立場を与えたという 解釈があります。しかし現実は、私たちは自然に翻弄されるだけの存在です。とても支配者になれる器とは思えません。共存すら、どちらかと言えば、主導権は自然にある気がし ます。ですが、様々な声に耳を傾け、私たちの後に続く世代に生きやすい環境を引き継いでもらう努力は必要なのではないかと考えています。

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