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日本バプテスト仙台基督教会
仙台|キリスト教会|地下鉄南北線北四番丁駅北2出口隣
プロテスタント|日本バプテスト連盟加盟|幼稚園併設
Japan Baptist Sendai Church of Christ
北四番丁通信
「北四番丁通信」とは、仙台教会で日曜日ごとに発行している「週報」の巻頭言です。牧師および複数の教会員が執筆を担当しています。
当教会は1955年に仙台市の北四番丁沿い・旧奥州街道近くに設立されましたが、「北四番丁」という地名は、400年以上も前に城下町が造られた当初からの由緒ある地名で、江戸時代は武家屋敷が連なっていた地域でした。
歴史の流れと共に町並みも住む人々もどんどん変わっていきますが、いつの世においても変わることのない真理の言葉を、仙台教会に許されている時間の中で、たゆむことなく宣べ伝えていきたいと私たちは願っています。
日本国憲法のお話
2026年5月3日 宇都宮 毅(牧師)
本日は憲法記念日です。1947年5月3日に、日本国憲法が施行されたことを記念しての祝日です。
この憲法が施行されるまでに、どれほどの人間の血が流されたでしょうか。日本だけで、310万人以上、アジア諸国において、2000万人以上の人々の命が奪われ、日本は敗戦の時をむかえました。GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)によって、軍国主義が再び復活しないために、民主主義が根付くように、日本国憲法が立憲主義の下、制定されました。
立憲主義とは「個人の自由・権利を守るために憲法によって国家権力を制限し、法に基づいた政治を行おう」とする考え方です。GHQは日本国憲法作成するために、日本政府が作成した松本案を拒否しました。草案を作成した法学者の松本烝治氏は絶対君主制国家の憲法しか頭になかったのではないかと考えられています。そしてGHQは彼らが作成した案を日本政府に手渡したのです。
実はこの時、民間の憲法研究会の憲法草案がGHQに高く評価され、その内容が取り入れられていたのではと言われています。この憲法研究会は社会統計学者の高野岩三郎氏の呼びかけにより、民間の学者やジャーナリストらが集まって結成されたグループでした。日本国憲法はGHQにただ押しつけられたのではなく、当時の国籍を超えての多くの人々の知恵と理想から作られたのです。
人類は未だかつて、殺し合いを無くしたことがありません。恒久平和を理想としている日本国憲法が今、改悪されようとしています。立憲主義を基本とした憲法が時の政治家たちによって、変更されるということはおかしなことです。私たち教会は地の塩、世の光としての働きをしたいと思います。


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