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日本バプテスト仙台基督教会
若者から老人まで喜び集う街のオアシス
Japan Baptist Sendai Church of Christ
北四番丁通信
「北四番丁通信」とは、仙台教会で日曜日ごとに発行している「週報」の巻頭言です。牧師および複数の教会員が執筆を担当しています。
当教会は1955年に仙台市の北四番丁沿い・旧奥州街道近くに設立されましたが、「北四番丁」という地名は、400年以上も前に城下町が造られた当初からの由緒ある地名で、江戸時代は武家屋敷が連なっていた地域でした。
歴史の流れと共に町並みも住む人々もどんどん変わっていきますが、いつの世においても変わることのない真理の言葉を、仙台教会に許されている時間の中で、たゆむことなく宣べ伝えていきたいと私たちは願っています。
今年最後の主日礼拝となりました
2025年12月28日 立石甲(教会員)
先週はクリスマス主日礼拝、クリスマスイブ礼拝があり、今日は今年最後の主日礼拝となりました。新しい年を迎えようとしていますが、みなさまは、どのような年末を過ごしているでしょうか。
私は、あまり年末とは関係ないですが、少し前に「まぐだら屋のマリア」という題名の文庫本を見つけて購入し、読まないままになっていたところ、これを原作とするテレビドラマが、前編後編の2回、11月と12月に放送されることが分かり、録画しました。そして、ドラマより本を先にと思い、読み始めました。
話の始まりは、東京の老舗料亭で見習修行をしていた及川紫紋(おいかわしもん。岩手県の田舎町の出身です。)が、料亭で起こった偽装事件をきっかけに、後輩の自殺など、大切なものを失い、人生の終わりの地を求めてバスに乗り、「尽果(つきはて)」というバス停に降り立ちます。海辺の崖の上に建つ「まぐだら屋」という食堂にたどり着きますが、そこは、有馬りあ(通称マリア)という女性が切り盛りしていた、という感じです。ちなみに、食堂の名前は、この村(地塩村)に伝わる、マグロとタラをかけあわせたような伝説の魚に由来します。
ドラマは前編しか見ていませんが、食堂が舞台なので、飯テロ的な食欲をそそる場面もあります。本は読み終わりました。登場人物それぞれが、様々な過去を抱えながら、そこを居場所としていることが伝わってくる小説です。年始のうちには、ドラマ後編も見たいと思います。


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